モンテッソーリ教育とは
「モンテッソーリ教育」は、20世紀初頭にイタリアの医師、マリア・モンテッソーリによって考案されました。
”お仕事”と呼ばれる自主的な活動(アクティビティ)を中心に発見や探求をすることでそれぞれの個性や能力を引き出す教育方法です。
“Help me to do it myself.”
「(子供が)自分でできるように手伝って」
自主性を重んじるモンテッソーリ医師の有名な言葉です。
1. なにが今までの教育法と違うのか?
2. モンテッソーリ教育に大事な「敏感期(Sensitive Period)」 とは?
「敏感期(Sensitive Period)」とは、子供が何かに強く興味をもち、集中して繰り返し同じことをする0歳から6歳のことをいいます。
また敏感期の子供は、「吸収する精神(Absorbent Mind)」と呼ばれる周囲の環境をなんでも吸収する特別な力を持っています。例えば、0歳から6歳の子供は、私たちの言語である日本語をこの敏感期に勉強することなく吸収し、話せるようになります。
3. モンテッソーリ教育の「準備された環境(Prepared Environment)」そして「教具」 とは?
モンテッソーリ教育では、子供は「真っ白な無の精神状態」で生まれてきていると考えられ、環境や与える教育次第で出来上がる人間が変わるという「環境的要因」を重視しています。そのため子供たちの周りの環境を整えることがとても重要視されています。
その環境の中の一つに、モンテッソーリ教育の目玉ともいえるモンテッソーリ医師がデザインした「モンテッソーリ教具」があります。モンテッソーリ教育では、教科書を使って学ぶのではなく、手に取ることのできる教具を使って学びます。
教具は以下の4つのエリアに分かれています。
- 日常生活 Practical Life;モンテッソーリ教育の基礎として、集中力・自立心や手の動作を良くするための活動(アクティビティ)です。
- 感覚教育 Sensorial;0-6歳の間に敏感な五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を鍛えていきます。
- 言語教育 Language;日本語を話す、書く、読むの順番で学びます。
- 算数教育 Math;数の概念を基礎として、加減乗除を学びます。
4. モンテッソーリ教育のメリット
モンテッソーリ教育は、これらの力を伸ばします。
- 自主性・自立心
- 好奇心や探究心
- 集中力
- 自己肯定感
- 運動能力
- 空間認識能力
子供たち積極的に自立的に、自ら選んだ課題に集中して取り組むことで、
新しい発想を生み出し、それを実行する力を自らのうちに育みます。
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モンテッソーリ教育のことをモンテッソーリ協会認定講師がよりわかりやすくお伝えします。
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